中西麻耶選手 義足セミヌード [スポーツ]
2012年夏のロンドン・パラリンピック出場をめざす
陸上女子の中西麻耶選手(26)がセミヌードカレンダーを発売しました。
その背景には資金難もありますが、絶対にロンドンまでやるという覚悟も
中西麻耶選手の背中を押したそうです。
中西麻耶選手ですが、最初から足が悪かったわけじゃなく、
2006年にはソフトテニスで国体出場を目指していた大分県の会社員でした。
勤め先は「練習と両立できる」という条件で入った鉄骨塗装の会社でしたが、
その現場で、倒れてきた鉄骨に足を挟まれ、右足ひざ下を切断しました。
約半年後に退院したものの「何もできなくなった」という周囲の視線を感じることが多く、
悔しい思いをしました。そこで、義足をつけて立つ練習から始め、翌07年に走り始めました。
実力を上げ、08年には北京パラリンピックに出場。
100メートルで6位、200メートルは4位に入賞するという成績を収めました。
それでも世界との差を痛感した中西麻耶選手は、09年に渡米し、
世界のトップ選手が集まる、米国の国立トレーニングセンターの審査に通りました。
そして、三段跳びの五輪金メダリストのアル・ジョイナーさんから指導を受けるようにり、
パラリンピック種目の100メートル、200メートル、幅跳びで日本記録を更新しました。
この中西麻耶選手の義足、競技用は1足約120万円、最低2足は必要なので
義足だけで約240万円もかかります。
それに加えて、月約千ドルの生活費や、日に約40ドルのセンター利用費
コーチへの謝礼も必要ですが、米国の就労ビザがないため働けませんでした。
ホームステイする費用が払えなかった時は、車で寝泊まりをしたこともあるそうです。
そこで、今回義足をつけてセミヌードカレンダーを発売、資金調達と
「身一つで進む覚悟を示すため、障害もさらけ出した。障害者への見方も変わればうれしい」と
中西麻耶選手は話しているそうです。
このセミヌード、中西麻耶選手の表情や肉体美が素敵でした。
送料込み1200円で、申し込みはオフィシャルサイトなどで31日まで受け付けるそうです。
こんなパラリンピックはいつも結果をニュースで見るだけですが
今年のロンドンオリンピックは中西麻耶選手を探して応援しようと思います☆
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